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行列の出来る店
百貨店の食品バイヤー氏のお話を聞いた。
年末はお重で苦労をされた様で、中国産の品が入るか?入れないか?
で議論が沸騰した様です。
椎茸や筍にどうしても中国産が入ってくる。排除すると高くなる。
場合によってはカマボコの原料にも中国産が混入する可能性が高い。
50品を作ると国産だけで賄いきれるか?
大変なことであったそうです。
我が家も一部お重を百貨店から購入した。最初は少し子供たちも楽しんだ様子ですが、
段々箸をつけなくなっていった。
やはり、家庭の味、料亭の味に差異が出来るのだろう。
濃いダシ、濃い味が舌に馴染み難いのではないか?と思う。
さりとて、味を濃くすることで若干の防腐剤的役割を担わせているのも確かである。
最近は「私は悪くない!お前が悪い!」的なお話が多くでてくる。
薄味にして、少し傷みがでると保管方法などに問題があっても
「お前が悪い」になる。作る方も苦労が絶えない。
そんな中で、行列が出来る店がある。何故行列が出来るのだろうか?と聞き正すと、
「家庭の味に近いから・・・」とバイヤー氏の答えである。
「24時間以内に食してください」、「必ず冷蔵保管してください」とかを念入りにお願いしている。
家庭の味に近いという事は「毎日食べられる」と云うことに他ならない。
同じものを毎日食べられるということは非常に重要です。
毎日食べて飽きがこないのが米飯です。パンでも一部砂糖が入っており、
1週間食べ難い。
当店のCOFFEEも毎日同じものを飲みに来られる方が非常に多い。
その点ではありがたいことです。
お客様の言葉を謙虚に受け止めながら、頑張らなくてはならない!!
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