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肩に力の入った日本シリーズ
日本シリーズで日本ハムが優勝した。
実にノビノビと楽しく野球をやっているように思えた。
悲壮感を顔に出しているのは、中日の方に多く見受けられた。力の入った野球はポイントが少しズレるのだろうか?きれいに打っているように見えなかったし、良いポイントで球を放しているように思えなかった。動作が固くなり、普段の野球がやれているように思えない。
アメリカの野球も同じように、ノビノビ野球か緊張野球かで勝敗が分かれているようです。肩に力が入り、動作にギコチナイ感じが出ていると良くない。笑顔でニコニコしながら、気楽に野球を楽しんでいるように見える方が強いようです。
社員にコーヒーの淹れ方を教えていると、このギコチナイ動きが一番気になる。お湯を粉に差すだけであるのに非常に緊張をして新しいコーヒーを淹れてくれる。得てして美味しくない場合が多い。
「お湯を差す」という簡単なことであるが、結果は抽出し過ぎたコーヒーになり、丁度良いコーヒーにはならない。80点のコーヒーを淹れてくれると嬉しいのですが、ここ一番美味しいやつを淹れてあげよう!と力んでくれると良くないコーヒーになる。100点のコーヒーを淹れたつもりが、渋味やエグ味をたくさん出して味が後退しているのです。美味しい成分は非常に弱く、少なく、繊細であるが、渋味やエグ味は力が強く、口中に嫌味を撒き散らし、良い成分までも見えなくしている。味が後退しているのだと思う。
普段の肩の力が抜けた、鼻歌気分で淹れてくれるコーヒーは大変美味しい! 新庄スタイルとでも言えそうである。
たくさんコーヒーを淹れていると、その内お客も上司も気にならなくなり、仕事も順調に面白くできる様になると、美味しいのが戴ける・・・数が力になってくれる・・・気長に待つのが一番かも!
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