日本とイタリアのCOFFEE

 最近、Espressoの作り方を勉強させられている。 イタリアの合理性なのか?一種類のEspressoを作り、それからラテ,カプチーノ,マキアートと色々な種類を作り出していて面白い。 味の少しの変わり加減に、好き嫌いを主張するのであるから、大きい鼻と敏感な舌で上手に分解するのだと思う。

 日本のCoffeeはモカだとかブルーマウンテンだとか品種に拘り、 多種多様の豆を用意する。深い、浅い、酸味、苦味等、実に多岐 である。合理性には欠ける様に思える。ドイツも北欧も同じ様であり、 色々な豆と産地と焙煎があり、多様である。

 イタリアのイリー社という焙煎業者が月に1000トンの豆を焙煎して、 3種類のコーヒーだけを提供しているのには驚く。イタリアで断然 一番であり、世界に多くのコーヒーを輸出している。3種類の豆 であるから、研究も、品質も、追及ができやすいのだろう。その 合理性に驚くと同時に、追及する姿勢の深さにも驚く。結果的に、あのEspresso機械ができてきたのであろう。

 PodというEspresso用のコーヒー包みを作り、新しくEspressoに 挑戦を始めて、徹底的と言うことを学んでいる。