軽い、上品な苦味が好評!

 「モンテポロ」は最高に美味しいと褒めて頂く。
 自分のCOFFEEの淹れ方が良くなった為かも知れないが、今まで飲んだCOFFEEで一番美味しい!と云われた。お世辞も相当入っているのかも知れないが、しかし美味しいCOFFEEでした。

 「美味しい」には音符のような記号がない。私の美味しいと貴方の 美味しいとでは同じなのだろうか?「好み」というのが加わり、 美味しいが若干異なる。
 味蒙という感じる部分が舌にあるのだが、甘みを感じる味蒙、酸味を感じるところ、苦味、塩味と味蒙の感じる数に違いがあるので、人それぞれに感じるのが違うようである。味蒙の分布も個人差があり、甘いという感じ方が異なる様です。表現にも個人差がある。
 この「美味しい」という部分ですが、嗜好品はドンドン進行して、苦味でも最初に感じていた苦味が、年とともに濃いほうへ移行をするように思える。 特に、苦味にその傾向が強いように思える。

 甘みと塩味は生理的に働くが、苦味と酸味は精神的に働くので、 気持ちを引き締めたり、緊張感を生み出すのには好都合である。最近、 この苦味と酸味は活性酸素の発生を抑える作用が大きいのではないか? と思っている。毒消しである。

 薄い酸味のCOFFEEを飲んでいたアメリカ人が最近、苦味COFFEEを 飲むようになった。美味しい!と感じるのか?精神的疲労が求めているのか?多分両方であろう。
 モンテポロの美味しさも、この上品な苦味に負うところが大きい。 食事が段々簡便になり、軽い味が主流になり、脂ぎった食事をしなくなって、COFFEEも変わってきたのかも知れない。
 モンテポロと同じ様に軽いが上品な苦味のBest of Panamaが美味しい! と思ってくれると非常に嬉しい。