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スペシャルコーヒー協会について
Special Coffee Association of America 略して『SCAA』 が 数年前に設立された。SCA of Europe も設立されている。その SCAAが生産地に呼びかけ消費地によびかけて、最高品質の 生豆を集め、それを選別し、評価して順位を決める。優秀な豆をオークションにかけて、消費者代表の生豆を扱う業者や焙煎業者に買わせる。この機構がSCAAである。
コーヒー豆の非常に美味しいのを掘り起こす、美味しいのを生産 させる、小規模であっても非常に良い豆を掘り起こすのが目的で あり、且つ、厳密に専門家に評価させる。
10袋、20袋と量的には少ない豆を世界の業者にオークション で値を決めて貰い販売する。Cup of Excellence 略して『COE』 と いう名の下で販売をするという事になっている。
この評価の方法が今、世界の味の決め方になってきている。 生豆の評価は、今まで、国により大きい違いが少なかった。 焙煎をして、抽出をして、の評価は難しい。 香りも違い、酸についても違い、甘味について、フレーバーに ついて、国により評価が違う。フレーバーを極力大切にする国が ある一方で、酸味を大切にする国民がいる。酸味を嫌う日本人もいる。酸=ACID というのも、酸味=SOUR と捕らえる人もいる。 SCAAとSAAEとでも大きく評価が変わる。 A社の担当が美味しいというのと、B社の人が美味しいというのと 私が美味しいと感ずるのと、少し違う。
さて、当社がお勧めをする味をどう考えれば良いのでしょうか? 私は酸味が苦手です。苦味は大好きです。でも香りを一番にする ことはありません。香ばしい味は好きです。甘味も敏感に感じます。・・・・しかし、非常に美味しいコーヒーである!と評価をすると香ばしい甘味のある苦味のコーヒーを云っていると思う。
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