コーヒー雑感

Special Coffee 協会なるものが数年前に設立された。
各生産国で品評会を開いて、その上位の品をNetでオークションを して、美味しいコーヒーを広め、愛好者を増やすという企画で実行されている。消費国からも品評会に出て評価をし、又購入して、 世界有数のコーヒーの味を広めている。
同時に豆の産地の評価も高め、美味しいコーヒーの育成に貢献している。

そんな会の豆の評価をしている人達がアメリカ代表、日本代表等、各消費国や生産国から集められて、数日間に多くの銘柄を査定して、1等2等を決め、入札をして各国に引き取られて行く。その会から優秀な豆を何時も落札する常連が出て来た。しかも常連の人達から情報交換が活発に行われ、世界のコーヒー事情が判る様になって来た。
New Yorkのあの店で売られている豆はグアテマラの某農園の今年の最優秀な豆である!などと言う評判が出来、非常に多忙な コーヒー専門店が生まれている。特にアメリカが熱心である。
昔のアメリカコーヒーを知っている者にとってはビックリ仰天の 有様です。普通の店でもOrganic Rainforest Coffeeなどと言う高級な豆を使っている店が多く見受けられる様になる。

10坪ほどの小さい店に高価なイタリアの機械を入れて、数人が 元気よくコーヒーを淹れてくれる、美味しいコーヒーを出して くれる、1.6$とか2.1$とかで提供している...10人前後で 満員になり、立ち飲みコーヒーになっている。女性が淹れている店が多くあったのも特徴の様に思われる。
しかし、長居をする人達が少なく、10分程で立ち去る様です。
少しの間のコーヒーブレイクと言うのだろう。不思議な事に ミネラルウォーターが1.5$であったからこのコーヒーも安い! と言う事になる。