全面禁煙とコーヒー屋の進歩。

店が売ろう!としているものとお客が買うものとに大きい違いがある...とある経済学者の弁である。
即ち、当店はコーヒーを売ろう!と考えて努力している.
味はどうあるべきか? 量の適正とは?美味しい温度とは?
などと議論をして最高のコーヒーを提供出来る様に努めている。
しかし、買うお客さんの方は...オシャベリをする為にコーヒー屋に入り、1時間楽しく過すのを一番の重要事項と考えている。この場合は完全に売る側の意思と買う側の価値とに大きい差異が出来ている。
特に女性客の意向はオシャベリや団欒であり、休息であり、少し何かを食べたいという意向の方が強い。

この差異を埋める努力をする!と言う事が不景気の最中に最重要事項になる。
会話や愛想や笑顔が休息の間のイヤシになる.。従って今迄の意図してきた事に新しい努力がもう一つ加わり、働く方に一段と強い指導を始めなければならない。

世間では3拍子揃う!と言う事は難しいと云われて来たが、競争激化社会では、 益々大切な要素になって来る。
この辺の意向を大切にしながら、新しい方向を加えて、努力をして行く。

コーヒーを飲みながら吸うタバコの味は格別に美味しい!と古来から言われて来た。
今は全面禁煙の時代になった。タバコを吸う人よりも吸わない人の方が増えてきた。
喫茶店の中の雰囲気も大きく違って来た。加えて上記の様にコーヒー自体の味や気分より、 団欒やオシャベリがより大切になって来たのですから、店のあり様も大きく変わって来た。
もうスグ全面禁煙店に移行せざるを得ない様です。