忙しいから...では許されない

先日他店の見学に行く。紅茶の店であったので美味しいのが呑めるか?と期待をしていたが、見事に裏切られた。
厨房が一部見えたので、茶葉を入れる時から作り方が観察できたが、この方式では美味しいのが出来る訳がない。
色々紅茶の事を書き連ねているが、実際は判っていない感じ...

知人が「この紅茶十分抽出されていないのでは?...」と突返したと話に聞いたが、納得の行く入れ方であった。
有名店であるのに、残念である。

当社の社員には何時も文句を云うので嫌われ放しであるが、ジュースを作る時に、2杯目をジューサーの容器を洗わずに次を作る人がいる。続けて作るのですから、さして味が悪くなる訳でもないが、必ずジューサーのホッパーを洗ってから、次のを作る様にさせている...しかし、忙しい時はつい手を抜く。
忙しい時であるから...と弁明をしているが、忙しかったら許されるのか? 忙しい!と理屈を付ければ、何もかもが許される事になり、ケジメが出来て来ない。
厳しい仕事の中でより厳しく自分を追い込んで行かないと良い物が出来ないと考えている。忙しいから...チョット段取りを間違えたから...予想外だから...と弁明して呉れるが、言い訳に過ぎない。自己の成長も発展も期待が出来ない状況になる。

少し厳しい態度で望む事が必要な時であり、且つ貴重な注意だと思うのですが、文句を云われるより、褒められる方が良さそうです。褒めて、褒めて、成長して呉れる素材か?とも思う。
品切れ、欠品、などと同様に、キチンとマネージメントをして、何時も良い品を提供する事はムツカシイものです。