梅雨のコーヒー

梅雨の時期が来た。
毎年この時は気分が重い。美味しいコーヒーが出来難いからです。
気温不順な為だと思うのですが、湿度が高いから・・だと思う。
コーヒーの豆は湿度と気温をきちんと保って保管されている。
その豆が我社に入荷すると、気温が高く、湿度の高い場所に置かれることになる。
湿度を含み始めるのだろう?

今迄順当に焙煎が出来、味が作りえた品がなくなり、新しい入荷豆を使い始めると、
途端に味が変わる。
新と旧の間で豆が悲鳴を上げているのかもしれない。
古い豆が悲鳴を上げているのかもしれない。
古い豆は当社の倉庫が居心地がよくなっているが、新入荷は
当社の倉庫では居心地が良くなっていないのだろう。

同じ様に考えていると味が違うとお叱りを受ける。
焙煎する豆が2種類、3種類と多くなると新に替わる品数も多くなり、
替わり方が複雑になる。
硬い豆や柔らかい豆で変化に大きさも違う。
袋の外側の豆と内部の豆とでも違う。
これはスバラシイ!と云い得る品が出来るのが少なくなり、

陰鬱です。