日本のCOFFEE

先日、音楽が喧しい!頭が痛くなったとお叱りをいただく。

特別高い音では鳴らしていないのですが、嫌いな音には敏感な方が居られる。反面、良い音楽ですね・・・いつもいいのが聞けるので楽しみにしている!私の持っている盤を持って来るので、この機械で聞かせて欲しい・・・と言われる方もいる。

コーヒーの味も濃いのが好きな方、薄いのが好きな方、苦味の好きな人など色々と希望が違う。お客さんに好き嫌いを尋ねるのですが、わかりにくい場合も多い。

先日、コーヒー探訪記を読んでみたが、欧州のコーヒーの味は少し物足りない場合が多い。食文化が違うからだと思う。1日に5杯6杯とコーヒーを飲む場合には、あまり濃いのを飲まないのだと思う。

イタリアの様にビジネスマンがバールで立ち飲みする場合は25ccのエスプレッソで良いのだろう。30分に2回程度バールに来てエスプレッソを飲んでいた人を見かけた。実によく身振り手振りを交えながらオシャベリしていた。

デンマークでは紅茶を淹れる時によく使うプレス器にコーヒー粉を入れて、お湯を差して、卓上に出してくれた。なるほど、この方法でもコーヒーは淹れられる。十分美味しいのを淹れられる。が、微粒子が多く落ちてカップの底に溜まった。日本人は、この微粒子を嫌がるだろう!と思った。しかし、非常に合理的なコーヒーの淹れ方であった。又、1日に10杯作るのも差して苦にはならないだろう!10杯のコーヒーを飲むということはコーヒーを淹れる道具類から問題になる様です。

日本では、ある程度の濃いコーヒーが一番美味しいコーヒーである!と言う文化になっている。特別の高質を楽しむのか?量を10杯も飲む事での生活を考えるのか?・・・一つの大きな選択を求められている様に思える。結果は、豆代も安くなる必要があるのかも・・・美味しい水と潔癖さが生んだのが、日本のコーヒーの様に思える。