国際的なコーヒー豆の審査

ACE:The Alliance for Coffee Excellence コーヒー品質機構 とでも訳せる組織が主体になり、世界のCoffeeの品質を審査し、国際的な評価を出して、オークション等に活用している。

主催する国が自国のコーヒー豆のコンテストをする為、各農園に参加を呼びかけ、1次審査、2次審査を経て、50個程度のサンプルに集約した段階で、国際的に豆の審査ができると認定された審査員により50サンプルを30サンプルに絞り込み、次に30を10個前後に選別し、1位〜10位まで等級を付けて、審査が終了する。審査員は、国により少し違うが・・アメリカ10名、南米1名、欧州2名、アジア5名、日本2名、地元4名等全部で25〜26名程度の審査員で厳密に選別される。

焙煎方法はキチンと決められており、しかも焙煎後〜時間経過後の豆をグラインドし、粉12gにお湯200ccの熱湯を使い、香り、味、風味、等の数項目で点数を付けるのだそうです。もちろん水も指定されたミネラルウォーターを使うのだそうです。しかも1回の審査時間は45分以内で、熱い時、冷えた時などの温度による変化も含めて、チェックするのだそうです。1回で40サンプルのチェックを45分以内で行い、1グループの6人程度で出された数字をチェックして審査を行うのだそうです。最終日は生産農家を呼んで、優秀品の表彰を行い、生産農家との交流会があり、育て方、精製方法、等の細かい心意気をお聞きして、審査会が終了するのです。

コーヒー豆の育て方にも、国により色々な歴史があります。農地自体が、その所有形態からが問題になり、コンテストを行える環境などもない場合もあります。