Coffeeの安全性

 食の安全性が厳しく求められる昨今です。
コーヒー豆の安全性は?
農園で作られる・・・農園で使われる農薬、肥料等についてトレイス されていると安全性に納得が行く場合が多いが、コーヒーの場合は どうでしょうか?
非常に広大な農園で作られる場合は追求をするとトレイスされる場合が 多いが、農園の形態で判りにくい場合が多い。インドネシア等では 豆の集荷業者が小さい農園を回って豆を買い集め、製品に仕上げて 販売をする。豆は生産地区程度は限定されるが、農家までは判らない。 この形態の豆が意外に多く、農園が明確に判るのは一部の国に限定 される。100kgで1kg程度しか産しない最高級の豆を使うとなると 尚更である。
あるいは、イエーメン産のように山岳地帯の農薬も肥料もない場所 で作られる豆もある。有機栽培?というより自然産とでもいうべきかも。
 数年前に日本へ輸入された豆が検疫で通関できなかった時があった。 豆の輸出時に又、輸入時に消毒が行われている。その消毒薬の一部が 豆に残っていて、検疫でストップされた。農作物であるので、農林関係 の検疫があるのだが、捕らえてみればわが子なり・・・の感じがする。 これらの場合は安全性の確保が難しいと言える。するとコーヒー豆は、 生産現場でも安全性より、輸入輸出の検疫消毒の方が恐ろしいと言う 事になる。有機栽培の豆は、この検疫を特別な豆で、特別な検疫を経て 輸入されるので、安全性は高い。
ただ、釜に入れて、高温200℃を少し超える温度で煎るので、 生の農作物の安全性より非常に高いものがあると思う。