水との関係

冬のオリンピックで日本勢が良くない。
逞しい欧米人に比べて見劣りがする体格である。野球でも 骨格の逞しさが見劣りする。 何故か?
私は「水」が大きく作用しているように思える。水のカルシウム分 が多い所で育っている人は骨格が丈夫に出来ているのだろうか? 軟水で育っている日本人は美味しい水を全国何処でも、何時でも 飲めるから、特別に水に配慮をする必要性がない。逆に硬水で 育っている人達はそれが当り前の事であり、味が悪い!と別段の思いも無しに育ち、骨格が逞しくなっているのかも知れない。

 COFFEEを作る時は軟水が一番であるが、伏流水は特に美味しい。 地下の岩盤の中を無理をして通り越す間に綺麗に浄化されて、適当に カルシウムやカリウム、マグネシウムを混入して程良い具合に仕上げられているのでしょう。
特に、紅茶を作る場合は味が非常に良くわかる。
伏流水で紅茶を作ると、味が一段と深くなる場合が多い。若干の甘味 が感じられるのが良い。
この甘味ですが、水にも少し含まれている。紅茶にも、COFFEEにも 甘味が少しある。ものにも寄るが一部のCOFFEEには多く甘味を含んで いるものもある。その微量の甘味が、水、或いは自身の甘味分と重なり、 特に甘さを感じるのかも知れない。

 今日のCOFFEE 特に甘味を感じる!と言う場合は最高の淹れ方である。COFFEEの不純物を抽出しないで、微量の甘味成分を感じると言うCOFFEEの淹れ方は最高である、焙煎も最高、抽出も最高、その中で初めて微量なCOFFEEの甘味を知る事が出来るからである。 普通は苦味、渋味、エグ味、等が邪魔をして、折角抽出している甘味成分を殺しているのです。従って、最高の淹れ方で本当に美味しい成分のみを 抽出するのが如何に難しいかを理解して貰えると思う。

 オリンピックには弱いかも知れないが、この美しい島国で気を使わずに 何時でも美味しい水を味わえるのが幸せである。