インドネシアのCOFFEE豆

世界のCOFFEE豆の生産地は、ブラジルやコロンビアが有名です。
第3位グループに入るのが、メキシコ,エチオピア,ウガンダとインドネシアです。
インドネシアは東西に長い国ですが、首都のあるジャワ島でも多くCOFFEEが 収穫されます。ジャワロブスターと言うロブスター種で有名です。ほとんどが アイスコーヒーの苦味に珍重されています。
サラウェシ島は、トラジャーやカロシと言う名前で特別に美味しいCOFFEEと して知られています。この島のコーヒーは苦味の重厚なCOFFEEですが、 非常に深く煎っても若干の酸味が残ります。単品では、その酸味が かけがえのない味を作ってくれます。
スマトラ島で収穫されるのがスマトラマンデリンです。スマトラ島の最北端に 近いアチェが有名です。少し下がったところにトバ湖があります。このトバ湖 は標高が2000m近くあり、この周辺の台地で収穫されるのが最高に良い 豆です。この豆は重厚な苦味の豆で、非常に深く煎らなくても、良い苦味を 出す事ができます。また、あまり酸味を伴いません。

非常に煩わしい事ですが、豆の収穫は、アラビカ種の豆とロブスター種の豆が 混在しており、それらを最終段階まで含めて3回、5回と手作業で選別をして おります。非常に困難を伴う作業です。時には7回程度、選別作業をクリアして マンデリンとして出荷されます。従って非常に高価なCOFFEEになります。 発酵豆、黒豆、キズ豆等を選別 するのですが、一番重要なのはロブスター種 を取り出す作業です。

近年、苦味のCOFFEEが美味しいと言われています。AMERICAでは今まで ほとんど注目されていなかったこのマンデリンがSTARBUCKSに認められて 花形のCOFFEEに成長しました。 品薄と価格暴騰です。