若い人のCOFFEE、老人のCOFFEE

 若い人達のCOFFEEは軽い。女性達は特に、砂糖なし、フレッシュなしでCOFFEEを焙煎飲む。
美容、健康を気にしているからなのかも知れないが、本当に美味しい! を感じておられるのかも 知れない。しかし、本当に薄いCOFFEEを飲まれる場合が多い。
嗜好品は、この傾向が強い。年をとるにしたがって、濃い味、強い味を求める。
老人が多いCOFFEE屋さんのコーヒーは濃く、苦く、重いものである。

 若年さんと老人さんと即ち、性別・年令・所得に関係なくEVERYBODYに売れる商品を作れ! と教えられた時期があったのですが、COFFEEの味を考えてみても無理である。 老人が来る店にはYOUNGは来ないし、YOUNGの多い店には老人が来ない。求めている味が 違い、ムードが違うからなのでしょう。
したがって、住み分けができる事になる。コーヒー店が隣同志で成立する可能性がある。 一方はYOUNG向き、もう一方は老人向きである。
YOUNG向きはSELFで280円、老人向きは 400円である。1つの店に2種類の店を作れる勘定である。

 さわやかで、コクがあり、香りの良い、軽いコーヒーを作ってみようと勉強している。しかし、難しい。
沢山にゴクゴク飲んで、後味に香ばしい味が口中に広がるコーヒーである。
ノドが渇いて、たくさん飲みたい時のコーヒーである。
或いは、朝一番に沢山飲んで、スッキリする為のコーヒーである。
老若男女に愛されるコーヒーになる様に考えている。